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火曜日, 7月 26, 2005

骨密度測定器

台風です。とっとと家に帰ってきてしまいました。
で、この間の健康診断の結果は今日時点ではまだ届いていないんですが、骨密度検査だけはその場でもらって帰ってきたでした。
結果は同年齢と比較して69.9%。要精密検査の判定でした。
先月の風邪で咳をずっとしていて、風邪が治ってもなんか咳が止まらなかったのが原因らしく、肋骨のあたりが痛かったが復活してしまっていたのもあって、健康診断の翌日に整形外科医に行ってきました。
医者に聞いてみると「70%以下は骨粗しょう症です」っていきなりの宣告。
どんな食生活しているんだと言われてしまいました。ちゃんと食事をしないで間食だけで生活しているとなったりするそうです。
僕はどちらかといえば間食はしないほうなのですが、そもそもの三度の食事をちゃんと摂っているほうではないと自覚しているので、納得してしまいました。
そして再度そこで骨密度測定をしてみましょうということで測ってみました。
骨密度測定の機械というのは、いろんな種類があるんですね。
健康診断で使っていたのは、こんな感じの足のくるぶしをはさん超音波で測る機械でした。

整形外科のやつは、腕の時計をする位置を使ってたぶんX線で測る機械でした。

こいつは1分間も連続してX線あてまくり。弱いんでしょうけどすごいですよね。
結局、腕で測ると89%あり、理想値からはだいぶ離れていて問題なんですが、許容範囲内でした。
足と腕とではこんなに違うんですよね。要するに歩いていないってことでしょ。
運動しないとねぇ。
ちなみに胸のほうも、いろいろな角度でレントゲンを取って骨に異常なしだそうです。医者に特定の肋骨を押されると確かに痛いので、肋骨の間の神経が刺激されて痛いらしです。これって肋間神経痛ってやつなのかな?咳が止まって、今はかなり回復してきています。
まあ重症じゃなくてめでたしめでたしです。

それにしても内科、健康診断、整形外科とX線を浴びまくりの数日間なのでした。

月曜日, 7月 25, 2005

なまけ癖

ノートPCを買ってしまいました。いまそれで書いています。
レッツノートR4

この間の週末にストレスを紛らわすために、マイレッツ倶楽部という通販でクリック!
ソフト以外つけられるオプションを全部・・・保険までつけてみました。
天板はモスグリーン、名前入りです。気が変わって売ることもできない(笑)

先週土曜にこれが届いて、少しはちゃんと日記をつけるようになるかと思ったら、全然ですね。
地震があっても初期微動から主要動、そして余震まで冷静に全身で感じながら、テレビで確認すらしていませんでした。
こんなことだから、あんな骨密度に・・・。

金曜日, 7月 15, 2005

シャッフル

かなりやばいです。
とっくに限界を超えててんぱっています。
こんな時って集中が切れると体が仕事を拒絶しちゃうんですよね。
ちょっとした資料に5時間かかった(ToT)。

そんな状態で明日の朝は健康診断。
結果が悪いのみえみえです。
ああぁ。

今日はiRiverがあってよかったと思いました。


ストレスにはシャッフルモードが効きますね。ずっと使っているんですがもっと早く気がつけばよかった。

もっと癒しをさがさないと・・・。

火曜日, 7月 05, 2005

一気にアップ終了

今は帰りの新幹線の中です。
大阪は豪雨でした。なにもそんなに降らなくても良いのにね。
今日は行き帰りの新幹線で爆睡もせず仕事もせずに、シンガポールから6月の話を書いています。思い出しながら書いています。
今度昔話もいいかなぁ。

一連のここまでの話を一気にアップです。一日の文字数に制限があるのでちょっとさかのぼって日付を使いますがご愛嬌で。

月曜日, 7月 04, 2005

寄席

生まれて初めて寄席にも行きました。新宿末廣亭。こんなところに寄席があるなんて知りませんでした。

テレビの笑点で漫才、紙切り、曲芸、落語といろいろやってるのは見ていましたが、本当に入れ替わり立ち代り違う芸を見せてくれるんですね。落語だけじゃなくて飽きさせないように出来ている。途中入れ替えなしであれだけ楽しめて、この値段なんて本当に安いです。

それにしても噺家(はなしか)ってかっこいいですねぇ。テレビで見ているのとは違って何倍もかっこいいです。僕も含めてしゃべる事、表現する事が仕事の一部になっていますが、そういう人って多いと思います。僕はもともとしゃべるのが苦手で人前で話すどころか、知らない人と話すなんてありえない人間でした。だからなおさら憧れるんです。引き込まれていくようなしゃべり。それでいて面白い。くだらない事もちゃんとおりまぜる。粋で気取りの無いあのしゃべるが出来るようになれたら良いのになぁとおもいます。
落語というのは話の台本見たいのはあるのですけれども、その話自身がそんなにおもしろいわけではないということが冷静に振り返ると分かります。そもそも話の落ちなんていうものは笑いのポイントではないですよね。漫才が「いい加減にしなさい」で終わるようなもんです。面白いのは話し方というか語りというか「話し」という芸そのものなんです。
僕は話しベタで、ずいぶんと昔に「とくに面白い出来事が無くたってなんでも良いから面白く話しちゃえば良いんだよ」と新人の頃の大阪の同期に言われました。そいつはまじめでやさしいやつなんですが、話は面白く何時も会話の中心になっていました。
今から思えば、面白おかしく話す事、それが一番難しいんですよね。

末廣亭に行った日は特別な10日間のうちの1日でした。なんと小沢昭一が寄席に出て来たんです。あの人は演劇かラジオの人なわけで寄席に出てくる人じゃないわけです。新宿末廣亭だけではなくて寄席という世界ではこれまでにない出来事だったようです。
寄席に連れ立って行った仲間はみんな初めてで、落語のドラマで今はやっているから込んでいるんだろうと思っていたのですが、それにしてもものすごい人だったんです。その理由が小沢昭一さんが出てきて分かりました。そんな特別な日だったんです。

この人の話しはすごい。だって友達の永六輔さんがおもながだという、ただそれだけの話で、持ち時間15分ぐらいだったそうですが、ただそれだけでぐっと人を引き付けて、引き付けに引き付けて、そして爆笑です。そのあとまた引きつけての繰り返し。それが持ち時間の間ずっと続きます。
実にくだらない。見事です。こんなにくだらない話に二階席まで立ち見でいっぱいの人が全員引き付けられてしまうんだから、たいしたものです。

柳屋小三治もすごかった。最初は前の一席の小沢昭一さんの話しをずっとしているんです、今日は特別な日だから落語はしなくて、フリートークをしてくれるのかと思ってしまったぐらいです。延々と世間話をしていたらいつの間にかうまーく落語ねたにはいっていきました。
これまでの間にいろんな噺家さんが落語をやってくれていて、後になるほどうまくなっていくのが僕でも分かりました。小三治さんは本日のとりをとっているのですが、この人、声を張らないんです。わかりますか?大勢の前で話すときはどうしても声を大きく前に出して話しますよね。違うんです。小沢さんもそうでしたが、あまり大きな声で話さず、声の調子も抑えています。結果的にみんなが集中して聞いているんだと思います。これが出来るのってすごいと思います。聞こえないよって思わせないんですから。
ここぞというときに大きな声が出て、本当に小声になるときもあります。声を出す方向、言葉を投げかける人称の変化、すべてが状況に応じて変化します。これは計算されすでに完成されたものではなくて、お客さんの反応で瞬時に話を再構成して、話に変化をつけているんです。こんなこんな客観的な視点で見れてしまうのは、ある人の講演を見て本を読んでいたから気づいたことですが、本当にすごい技です。僕は客観的に見てしまおうとしている自分に気づくと、いかんいかん今この人の芸を楽しまなければもったいないと思い、観察の欲求を振り切って楽しんできました。

小三治さんが最初の雑談で言っていました。落語というのは、誰の何と言う落語を聴きに行こうっていうんじゃないと。だた単に誰を聞きに行こう言うもだと。何を話そうが関係ありません。ただお目当ての人が話すのを聞きに行きたいんだって。たしかに話のタイトルは事前にわからなくて誰が高座にあがるかだけが寄席のプログラムに出てるんですよね。

僕は見た事が無いのですが落語のドラマがはやっているそうですね。
たまにNHKできちんと落語をやっていますが、あの凄さはテレビではわかりません。
実際に見れば僕があこがれる意味がわかると思いますよ。

日曜日, 7月 03, 2005

時計台

2週間たってしまいましたが北海道リベンジ編です。

北海道は暑かった。僕が夏に行くと必ず今年最高の気温になります。しかも必ず東京より暑いときたもんだ。まだ6月だよ。蒸し暑いんですよ北海道が。
とか言いながらラーメン横丁に行った事が無いという話になり汗だくでラーメンを頂きました。
タクシーのおじさんにはこの暑いのにとあきれられてしまいましたけどね。

北海道というとラーメンと海産物のほかジンギスカンが有名なんだそうです。羊の肉なわけです。どこの家でもジンギスカンなべがあるって、家庭料理として普通なんだそうです。信じていいのかな?大阪ではたこ焼きのホットプレートが必ずあったり、おかずにお好み焼きが出るって話と似てますね。関東のおかずの不思議はなんだろうって思ったりします。
それはおいといて、そのジンギスカンの店なのですが、網焼きなんです。しちりんに網焼きのジンギスカンです。ラム肉というのは癖があって好きじゃない人もいると思いますが、実はあれは焼きすぎているんだという事が分かりました。ちょっとだけやいてミディアムレア状態で食べると全然臭みが無くて甘いんです。こんなの初めてでした。しっかりと焼くと独特のにおいがちゃんとします。なるほどねぇ。食と言うのは深いですねぇ。

あと北海道で今はやっているのはカレー。スープカレーってのがあって、ご飯をスープ上のカレーに浸して食べたりもするそうです。へぇ~。
カレースープって学校給食に出てきてだまされてる~って気がしたのは僕だけですか?

珍しく北海道で日帰りせずにとまりにしたので帰りの朝に時間が出来て時計台に行ってきました。
ずいぶん昔の話ですが、スキーで北海道へ来た時に、帰りの飛行機が飛ばなくなり札幌に一泊したときがあります。
そのときぶらぶらしたのですが時計台に行ったら工事中でまるで見えなかったのがずっと気になっていました。
それ以降時計台の前に行ったことが無かったので、リベンジしてきました。時間もそんなに無いので時計台をひたすら探して行きました。
もう何年後しだか分からないけど写真ゲットです。
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そして、空港についてチェックインしたら前回創作寿司を食べた店に直行です。今度こそと思ったのですが、何の気の緩みか寿司盛り合わせを頼んでしまった。かに汁つけました。いやいや、かに汁つけて落ち着いてる場合じゃないんですが、頼んでしまったものはしょうがない。おいしくお寿司を頂いて盛り合わせにはウニ巻きもはいってとりあえずは良しとしましょうか。
次回また来たらリベンジです。

でもなんでうに丼を頼まなかったかなぁ。
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土曜日, 7月 02, 2005

涼しさ

まだつづきです。

実質2日間何も出来てないまま、最終日になってしまい、やっと仕事へ。
そしてすぐに時間が経ってしまいタイムアップ。今回の収穫はかなり少なかったです。

最後に夕食はサンテクシティモール内でご飯を食べました。
ここは4つの塔が集まって出来ている面白い立て方です。
真ん中に噴水があり、でかそうだったですが、水は止まってて時刻になると出る間欠型のようです。
水が出始めたらすごいだろうと思って期待して待っていましたが、実際出始めると高さを期待していたらそうではなくてなんか平たい?とにかく水の量はすごそうでした。
ここに来て参ったのは気温の高さもありますがそれよりも湿度の高さなわけですけれども、なぜか噴水や滝状の水を使った装飾用設備が多いんです。僕はそれを見て湿気が余計にますじゃないぃぃって思うのですが、こちらの人は涼しげに思うんでしょうね。ふしぎだなぁ。
事実その噴水の中庭に出ると、もわっと来るほど湿度が高いんですけどねぇ。
20050702.jpg

食事に入った店はショウロウンポウと看板にあるお店。
ショウロウンポウはおいしいのだとおもいます(じつは風邪で味覚が麻痺)。一緒に麺類を頼んだんですけど、いつものごとく何が書いてあるのか分からないので適当に頼むと「大当たり」。
スープが真っ赤で食べると火を噴きそうです。食欲がないからって辛ければ食欲出るって言う限度を超えてます。結局食欲への良い効果はえられず、ほとんど残してしまいました。多分これも美味しい物なんでしょう(苦笑)。

帰りに見かけたのがミッドナイトショッピングというイベント。夜10時から深夜2時までにそのモールではディスカウントセールいっせいにやるんだって。
結構遅い時間までやっている店も多いんですが、本当に夜が遅い生活をしているんですね。

この日から咳とタンがずっと続くことになるわけです。
ホテルに帰るとNHKで安全情報とかいうのをやっていてチベットやベトナムでなにやら病気がはやっていると。。。。むむむ。と思ったのですがシンガポールとマレーシアが入っていなかったので聞かなかったことにしましょう。
翌日無事に帰国。健康相談のところには例の病気の警告が。。。横目で素通り。
それからの風邪の影響は最悪で、2週間以上も咳タンだるさが続きます。
状況としてはシンガポールの風邪ウィルスのキャリアとなってしまったのでした。
でも結構同じように酷い風邪を周りの人がひいているのを見ると持ってきた風邪じゃないってことで。

半袖短パンでどんな冷房も感じないのはアメリカ人だけじゃないって、思い知らされました。どこに行っても寒さに身構えよって言う教訓となるシンガポールの旅でした。

金曜日, 7月 01, 2005

アイドル

つづきです。

午前4時ごろ、寒さでふと目が覚めました。
おかしいです。空調は切っているはず。それなのに体中が硬直するほど寒いんです。
空調のスイッチを確認すると確かにOFF。一応温度のつまみも30度にして、またベッドにつくのですが眠れません。
仕方なくいろんなものを着込んで一生懸命寝ようとしていましたが、結局朝に。

体中が痛くて完全に風邪をひいているときの気分です。
朝になって冷静に考えると、思い当たる節がありました。来る前にWebで調べていたら、シンガポールのホテルは空調が効きすぎて、追加の毛布を頼んだほうがいいかもって書いてあったんです。
自分の部屋だけ切っても回りから冷気が入ってくるんだそうです。

3枚も毛布の追加をお願いして、とりあえず仕事に出たものの、ふらふらです。目を開けていられないんです。なんとかがんばってみたんですが午前中でギブアップ。そんな状態で午前中ずっといたっていうのがそもそも失礼。
ホテルに帰ってくるなりひたすら寝ようと努力しました。みるみる熱が上がってくるのが分かり頭の芯がおかしな感じになってきたので、タオルを2枚ぬらしてビニール袋に入れて上下から冷やしてみると少し楽になります。そんな事で、ううむやっぱりすごい熱なんだと再確認。思考能力が下がってくると人間はパニックなったりせずに冷静になるもんですね。

風邪薬は持って来ていたので飲みましたが、そんなのもう手遅れ。なんとか解熱しようとミネラルウォーターを無理にたくさん飲むのですが、そんなに汗も出てきません。
もう死ぬかと思うほどの熱との格闘でした。
その日は結局ほとんど眠れた記憶がなく翌日になりました。ちょっとは熱は下がってきた感じがしましたが、まだふらふらです。熱の代りに頭がガンガンと痛くなってきました。水とチョコレートを食べていたのですけど、まるで食欲なしです。
夕方になって体力が続かないので、食事に出たのですが、とうぜん食欲もなく、なにやら混ぜご飯とスープを頼んだもののあまり食べられずに退散。
もう何とかせねばと思い普段はやらないのですが、熱い風呂に入ることにしました。昨日暑いのと寒いのを繰り返して体がおかしくなっているところに、最後の追い討ちの寒さが、温度調節をおかしくした事が原因なら、逆に暑さを与えてあげたら直るのか?と。風呂は気持ちよかったです。全身の筋肉がこわばったままだったのが和らぎました。その結果、汗がやっと出るようになり風呂から上がっても汗が出続けます。幸いなことにこの部屋にはバスローブが2着あり、バスローブを着て寝ると汗を吸ってくれます。今まであせもかかなかったので、気持ちもおさまり楽になってきました。ちなみに普通の風邪のとき熱い風呂に入るというのは、あまり良くないそうです。風呂上りの冷えの影響のほうが大きいからだそうです。以前からそのことを聞いていたので風呂という手段を使わなかったのですが今回は別のようで、もっと早く決断すればよかった。

ずっと一人で部屋にこもっていると、外国にいるという気分はまるでなくなります。画面を見ることはないのですが、気晴らしにテレビをつけるとNHKのBS「ふう」放送が入りました。これがNHK国際放送ってやつですね。さらに日本にいる錯覚が。。。
もう何時頃分かりませんが、そこで酒井法子さんが出てきました。テレビをほとんど見ない僕なので朝の連ドラに出ていることは知りませんでした。芝居はわざとらしい事この上ないのですが、なんと言ってもかわいい。何年ぶりに聞いたか分からないのですが声だけで「のりピー」さんと分かり思わず見てしまいました。立派に現役アイドルですねぇ。

その夜は風呂と「のりピー」さんのおかげで熱も下がり。やっときちんと寝ることが出来ました。