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月曜日, 9月 20, 2004

鍵なくしちゃった

2004年9月19日~20日の話

高速降りて、電話でもう一度場所を確認し、ホテルに入ろうと道路を曲がったら一通出口。ホテルの人は歩きだと思ってたんですよね。あわてて降りようとしたら、ゆらゆらってバイク倒しちゃいました。起こすのに荷物降ろしてごちゃごちゃやっていたら、こわい若者たちが大勢で夜の商店街をカッポ。やーな感じがしたまま、曲がったギアペダルを直したり荷物を積みなおしたりしているうちに、若者たちは通り過ぎていきました。そしてエンジンかけようとするとキーがない!
鍵をなくしていたんです。
たしかに、道具を出すのにシートの鍵を開けたけど、シートの鍵穴にも刺さっていないし、もちろんメインの鍵穴にも刺さってない。ポケットもかばんも全部探して結局出てきませんでした。
幸いな事に泊まるホテルはもう目の前。ハンドルロックをしていなかったので押して行って、その夜はそのまま寝ました。
翌日、これは閉めてしまったシートの中にあるしか考えられないと思って、鍵屋さんを呼んであけてもらったのですが、昼間でちゃんと見えるにもかかわらず鍵はありませんでした。どうにもならない状態になってしまったんですが、この鍵屋さんがとてもいい人で、スペアキーを取りに行っても新幹線なら余裕で今日中にもどれるよとか、宅配あるから送っちゃえばとか、鍵作ろうかとか、無くした交差点に探しに言ってくれたり、いろいろアドバイスくれたんです。それにしても、鍵って元の鍵がないのに作れるんですね。全然知りませんでした。でも始めから鍵を作ってもらうように頼んで来てもらったわけではないので材料が無いんです。僕のバイクの鍵は比較的新しくてバイク専門にやっていない人は持ち歩いている在庫が無いって。しかもその日は祭日でお店の鍵屋さんは全部お休み。鍵屋さんは手当たりしだい連絡を取ってくれて、バイクの得意な仕事仲間をとうとう見つけてくれました。
結局、その鍵屋さんは次の仕事をリスケして、終始、鍵屋が鍵を作れないなんて本当に申し訳ないと恐縮していて、朝ごはん食べてないでしょと一緒に朝ごはんを食べて一緒に仲間の鍵屋さんを待っていてくれました。
前の仕事を終え駆けつけてくれた少し若目の仲間の鍵屋さんも凄く誠実そうな人で、あっという間に鍵穴を覗いただけで鍵を作ってくれました。しかもスペアキーまで。
別れる時も若目の方は「お気をつけてお帰りください」と声をかけてくれ、この人たちに当たってよかったなぁと、本当に思いました。

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