2004年9月19日の話
家を出て目標も決めずに「とりあえず北だ!」と思い、高速道路まで行こうと思ったのですが、変にケチってしまったのがこの旅の数ある中の最初のミス。
北へ行く幹線の高速道路に乗るまで下の道でいいやと思っていったら迷いまくりで、仕方なく支線の有料道路に乗ったのですがこれも間違い、再度乗りなおして、やっと一路北へ行く高速道路に乗れました。そう、北に行くのは初めてなのにろくに調べもせずに出かけてるので入り口が思ったよりずっと北にあったんですね。その動揺のためハイウェイカードを取りやすい位置においておくのを忘れて、乗り換えの時は現金で払いました。
ずいぶん時間がかかって、一路北へ。すぐに夕方になり、それとともに天気が怪しくなってきました。そして豪雨。まあ夕立だろうと思ってたら、一度晴れ地域に抜けた後また雨。今度は止みません。
もう暗くなってきてコリャだめだと思いずぶ濡れで高速出口へ。さくっと降りてとまるところを探したかったんですが、料金所で雨の中足止めを食らうことになりました。
なんと、ハイウェイカード古くてそのままじゃ使えないって言うんです。そっかぁ、遠出してないから最近全然使ってないものね。
まだ5千円も残ってるのにぃと思った次の瞬間、新しいのに変える必要があるからバックしてってちょっと待っててねって。バイクはバックできないの!っとちょっと思いつつ、降りて、屋根なくなってるところまで、ずずいと下がって待ちました。雨の中ってぬれながら待つって結構長く感じるんですよね。何分ぐらい待ったか、別のおじさんが新しいハイウェイカードに変えてきてくれて、無事支払い。
そのとき料金所のおじさんは高速の券は返さず持っていてくれてもう一人のおじさんとのやり取りもしてくれたので、僕はもともとずぶ濡れの状態から雨ざらしになって待ってただけですみました。あれであっち行けとかこっち行けとか、これ返すとかあれ出せとか言われ、券をぬらしたら文句言われるってな流れだったらたまりませんでしたが、「いやぁ、勝手にカード変えちゃうほうが悪いんだよね、ごめんねぇ」と言って最後に処理してくれたので、救われました。公団といえばイメージ悪いけど現場の人はまともなんですよね。
雨の中降りたところでホテルを探し始めたのですが、空いている所がまるで無し。2時間ぐらいがんばったけどだめで結局、携帯電話のインターネットアクセスで探しました。確かに今いる場所にはまるで空き無し。ずいぶん先に行くとあるのが分かったので電話で予約して再び高速でそちらに移動しました。携帯電話って凄いですね。こんな無計画な人間にも活路を与えてしまうんです。文明に感謝です。携帯電話が古く無くてよかったぁ。
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