ゴールデンウィーク突入してしまうとめちゃ込みになる事まちがいなしなので、初日というか先行公開の金曜日に早速見てきました。
これは、どうやってネタばれしないで感想をいうか難しすぎますね。
内容の前の話として、久しぶりにIMAX3Dで見てきました。やはり字幕で3Dはきついですね。焦点調整が追いつきません。
っというか、普通は字幕って見ている時もあるけど、ほとんどちゃんと見ていなくて視界の片隅にあって、耳で聞いている台詞の補助として見えるのが理想なわけです。だからしゃべっている人と同じ距離に字幕の焦点が合っていないと見えないんですよね。
洋画が字幕無しで見れるようになりたいなぁ。
日本で字幕が3D映画需要の足を引っ張っていると僕は思います。
そういう意味ではディズニーアニメの吹き替え映画は3Dの最強コンテンツですね。
アニメでも下手なタレントではなくてちゃんとしたプロの声優で吹き替えて欲しいです。
・・・と僕の目の老化の話はここまでにして、アイアンマン3よかったです。
今回は3部作の最後と言う事で、アイアンマンファンの僕としては名残惜しい感じです。
ストーリーはシリーズ1、2、そして「アベンジャーズ」を見ていないと分かりません。
公式サイトにあるとおり、アベンジャーズから一年たった話です。
世界はアメリカがアイアンマン登場とアイアンマンスーツをアメリカ軍に1つ提供しているという事から、絶対的に強い立場になりそれによって世界の均衡を保っているという状態ではあるものの、
一方でアベンジャーズでは異世界から敵が攻めてくるという、絶対的な力の差を見せつけられてしまい、それにどうやって対抗すべきかという問題を抱えていました。
それによりアイアンマンだけに頼るという状態は許せないという政府の圧力が強くなっていました。
そんな中、アメリカ中を震撼させるテロ組織が登場し・・・。
という話です。
やっぱアメリカ一番なのねぇと卑屈になって見てしまう日本人もいるでしょうが、よーく見るとアメリカが一番の時代は終わったよという事を裏に隠しています。敵は世界を脅かす恐怖という意味合いのほかに、アメリカが一番と思っていても、時代が変わっているんだよという裏の意味があると解釈しました。
あと面白いのは、マーベルコミックというアメコミメーカーなのに西海岸側中心に話が展開しています。トニースタークの自宅がカリフォルニアにあるからなんですが、それ以外でも西海岸側によっているのか珍しく感じました。
普通は他のアメコミの話の中心はいつもマンハッタンのものすごい狭い地域に集中しているので、他のアメコミもよく見てみてください。あのアベンジャーズでさえ結局マンハッタンのとある交差点の一箇所に固まって戦っていましたからね(笑)
そしてアイアンマン3の中身のほうですが、世界を救うヒーローという感じではなく、苦悩を続ける話になっています。
普通ならその苦悩を乗り越えて、じゃじゃーんという事になるんですが、そうなるかどうかは見てみてください。
人が絶対に乗り越えられない壁を見せつけられてしまい、それでもそこから逃れることが出来ない時に、その解決の答えは見つかるのか見つからないのか。そもそも超えられないのか、逃げられないのか。
うううむ悩ましい。
そして、随所に出てくるのが、スーツがなくちゃどうにもらないないよという台詞。アイアンマンスーツにトニースタークだけでなく、そのほかの人も依存しすぎているという事をあらわしています。
科学者や技術者は、新しいものを作ることに精神的に依存しすぎているし、それを利用する人たちは科学技術の存在に依存しすぎています。そんな脆弱な世の中を利用し、裏では悪いやつがいっぱいのさばっているという構図は世の中をよく写し取っていると思います。
そんな暗い話ではありますが、やっぱりそこはアイアンマンシリーズです。爽快なところがちゃんとあります。
いくつも、えっ!そうくる!ってところが出てきて、見ているほうをしびれさせます。
そのほか、エンディングがかっこいいです。なんというんでしょうか、これぞアメコミって感じです。
そういう意味では今回は、予告編は見ないほうがいい気がします。うぉ!って感覚が予告編を見たおかげで薄くなってしまったところがいくつかありました。
映画見た後で予告編をどうぞ。
ファンなら見ないわけにはいきません。
ゴールデンウィークにどうぞ。
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