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日曜日, 1月 01, 2012

ミッション:インポッシブル4見ました。アハ体験です

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル見てきました。
といっても公開日の翌週に見たのでだいぶ前でして、感想書いていなかったので今頃ですが・・・。

ミッション:インポッシブル4


みどころ色々あっていいですね。楽しめました。
自虐ネタのパロディがいくつか出てきますがそういうノリもとっても良いです。
あと、僕の場合は最初は気付かなくて最後になって「あぁっそうかぁ」とやっと気付いたのですが、某アニメの図式を取り込んでいます。
これに気付くと茂木先生の「アハ体験」ができるので是非そういう所も楽しんでください。

これを見るにあたりミッション:インポッシブルの1~3を見直したのですが、トムクルーズ様のオレオレナルシスな映画とはいえ、やっぱり娯楽映画として良くできていますよね。僕はこういう派手なの好きです。
元ネタになっているミッション:インポッシブルのテレビドラマシリーズを見ていない世代なので緻密な作戦をチームワークで実行するテレビシリーズとのギャップに悩まされる事がないからだと思います。



トムクルーズ自身がプロデュース、出演、スタントを自分でやるというものですが、毎回監督が違うのだそうです。
今回はなんとアニメ映画界の監督を採用したということで、スピード感とか空間の使い方がアニメ並みにすごいことになっています。
「いやいや、それ死ぬって」というアクションが随所に出てくるのは前作までと同じですが、なんといいますか現実離れしすぎている所でも安っぽくならないんです。もともと現実ではない描写をずっと作ってきた人だからなんでしょうね。
ビルのシーンの後半とか車対人間のところなんかはとても分かりやすく差がでていますので注目してください。

あと気付いた点は、なるほど確かにそうだよねという具象表現があります。たとえば1ネタばらすと、このシリーズでは有名な上から中刷りになって降りてくるシーンが毎回出てきますが、あんなにぴったりとまらないジャンということで、降りる前に高さを測るんですよね。何メーター何センチみたいに計ってから降りるっていうのは、なるほどぉと妙に感心してしまいました。
そういう、ちょっとした、ある意味で無駄だけどグッとくる具象表現がアニメに良く出てくるやりかただなぁと思いました。
まあアニメ監督だという情報を知った上で見ていると、あれってエヴァンゲリオンのシーンじゃないの?とか、あれってあのアニメじゃないの?って想像しながら見れるのも面白いです。



ストーリーとしては、前作で主人公イーサン・ハント(トムクルーズ)が仲間の反対を押し切って結婚し、仲間に心配された通り奥さんをスパイの仕事に巻き込む事になってしまったという経緯を知らないと意味が分かりません。
前作を見ておくのが一番いいのですが、見ておかなくてもこの経緯だけは頭に入れておいたほうがいいです。

今回のミッションは「核ミサイル発射を阻止せよの巻」で、限られたメンバーやハイテク装置をやり繰りしながらミッションを実行する所は同じなのですが、

・自分以外は誰も信用できない1作目、
・恋人を守る為に一人でムキになる2作目、
・組織の誰が裏切り者なのか分からず常に駆け引きをしている3作目

という今までの作品と違い、

・限られた仲間を信頼することでミッションを成功させる今回の作品

というところ大きく違い、ストーリーの中心になっています。
トムクルーズも年をとって丸くなってきたんでしょうか(笑) 今までがちょっとアイドル映画ぽいスーパーナルシスなところ入ってたよねというのがこれで中和され抑えられているので、今まで苦手だった人も見れるようになったんじゃないかなぁと。
年をとったといっても、このトムクルーズが走る走る、すごい走ります。毎回すごいなこと人と感心します。
やっぱりアクションも予告編のとおりすごい迫力です。アクションに関しては文句なしにすごいのですが、いまさらそれを知らない人はいないでしょうから。

ってなわけで、ぼくは今までの中で一番好きです。
��Dだけど3次元空間使いまくりの迫力は映画館で見て間違いなしです。

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