電車から新宿でザザッて人が降りて行きました。
空いた車内の空間に少し視線を上げると黒い服の女性が二人立っていました。いわゆる黒服というわけではなく単に全身のコーディネートがそれぞれ黒いだけで仲間でもなさそうです。
それでも僕は何か妙な違和感を感じていました。
満員電車で狭められていた僕の視界が徐々に広くなっていくと、なんと車内が全員まっくろな事に気付きました。葬儀場に行く送迎バスの様です。
僕もそうですが最近の人って自信が無いとどうしても黒ずくめになってしまいますよねぇ。もっと明るい色を着たいですよね。
今は秋で状況は違うのですが少し前に珍しくお店の人に見立ててもらって服を買いました。そのときに言われた事の受け売りなんですけどね。店員さんはさすが色使いが上手くて自然で明るい服を選んでくれました。
申し合わせた訳でも無くみんなが黒ずくめの車内を目の当たりにして日本人の集団に隠れたいという意識って凄いなって思いました。
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